コーラルリーフ

朝8時、浦添経塚にある皮膚科にきた。すでに10数名が玄関の前で
9時の診察を並んでまっている。整理券を配る係員。1番札の人は
7時に来たらしい。暫くすると35台の駐車スペースはあっと言う間に
埋まり、玄関前にはまるでドリーム宝くじ販売の最終日か？と思わせる
長蛇の行列ができていた。なんじゃこれは？

8時40分には玄関が開き、人々はどっと待合室になだれ込む。
総勢約80名。数名のオバタリアンが周囲を気にも留めず、
「あんたは何番だから私が先だから・・」自分の権利を主張しつつ
順番を仕切りわめいている。

整理券番号11番を握り締めて、待つこと40分。いよいよ診察室に名前を
呼ばれる。名医と称するT先生の評判を聞きつけて一度見てもらおうと
わざわざ早起きして遠く浦添までやってきたのに、ものの1分で「なんでもない
大丈夫・・」と言われお終い。顔面のホクロに白い粒が突然現れもしや悪性では
ないかと心配になり、名医を訪ねてきたのに納得がいかない。診察した先生を
よく見ると20代の若増、「評判の名医にしては若すぎる！！」へんだと思い名札に
目をやるとやはりT先生ではない。聞いてみるとこの病院はT先生の他2名の先生で
手分けして患者を診察している。むりもない午前中で80名の客が押し寄せ、
看護婦事務員などのスタッフも20名くらいるくらいだから。

そうは言ってもこちらは納得がいかないので診察後に受付で猛抗議！
「わざわざ朝早く遠くまでT先生に見てもらいたくて来たのに納得できません！」
「もう一度T先生に診てもらいたい」

と言うことでT先生に診てもらいました。
結果は同じでも、いろいろ説明してもらうことで
一応納得することができた。けど、一度不信感を抱くと
それを拭い去るのは難しい。
もう二度と来ることはない！と断言してた。（以上細君の話）