2010年05月30日
台湾マンゴー

通常なら梅雨明けの6月下旬頃から始まる県産マンゴーだが、西崎のトミトンでマンゴー
を販売していた。なんと値段を見てびっくり。一玉500円と格安なのだ。見た目も大きさも
立派なものだがなぜそんなに安い?よ~く見るとそれは台湾産の輸入マンゴー。
マンゴーとのはじめての出会いは今から30数年前、語学留学先の台湾で初めて食べて、その美味しさに
度肝を抜かれ以来マンゴー大好きになってしまった。だから台湾産マンゴーと聞くと是非食べて見たくなった。ましてやこの安さ、この見た目、申し分ない。1個試しに買って早速家で食べてみた。
しかし、しかしである。予想に反し全然美味しくないのである。ショック!!
美しい思い出が音を立てて崩れてしまった。なぜなぜなんだ!!美味しいはずの台湾産マンゴーは
一体どこへ行ってしまったのだ。
実は調べてみるとこう言うことらしい。
①輸入マンゴーは輸送のタメの移動時間や流通する時間を考慮して早もぎ(青いうちにもぐ)のため
糖度が乗らず甘みが弱い。
②輸入マンゴーは病害虫駆除のため蒸熱処理を行うため味が落ちる
そういえば昔デパートでメキシコ産マンゴーを買って食べたことがあるが、これもまずかったことを思い出し上記理由を納得したのである。だから、現地で食べる台湾マンゴーはやはり今でも旨いはずだ。
それに比べ沖縄産や宮崎の国産品は樹上完熟で出荷されるので旨い。海外産が露地栽培であるのと違いハウスで栽培されるので色も形も均一できれいなのだ。つまり管理され手間閑をかけて作られるので美味しいし
見栄えもいいが高いのだ。
Posted by ヤーレン at 19:18│Comments(0)