2007年06月10日
本当にあった怖い話。振り込め詐欺
テレビや新聞報道で毎日のように盛んに報じられてい振り込め詐欺事件。騙されるのは一人暮らしの寂しい老人が中心で、弱者や人を疑うことを知らない善良さににつけ込んだ許されざる犯罪で、時には普通の人も騙されるがそれは騙される方も悪いのではと、ともかく正直言ってひと事だと思っていました。
ところが、最近57歳になる身近な親戚が、実際に300万円を振込んでしまい、幸いにも振込先口座に不備があった為、銀行側が送金を中断して結果的に未遂に終わったこと、最後の最後にそれが振込み詐欺であったことを知らなかったこと。その一部始終の状況を詳しく語って貰ったことで、振り込め詐欺は自分自身の身にも起こりうる現実的な脅威であることを実感しました。
話によれば、事の始まりはこうです。まず親元を離れて就職している「息子」から家に電話があったそうです。携帯電話を水に落として使えなくなったので新しく電話を買い換え、同時に番号が変わったからと伝えてきたそうです。いつもと声が違うのでどうしたのと言ったら、風邪をひいてしまい声がおかしくなっているとのこと。体調が悪いからとその日の電話は短かい会話で終わったという。電話を取ったのは母親でその時点で何の疑いも持たなかったそうです。息子の携帯番号が新しくなったからと、母親からの連絡を受けて早速家族全員がそれぞれの携帯のアドレス帳の息子の番号を修正した。「息子」の電話番号が変更になったことを信じて疑わない父親は次の日、早速得意の携帯で「息子」の携帯に電話をしたら、風をひいた「息子」はつらそうであったので体には十分気をつけるように励ましたそうです。それから、1週間後「息子」から父親の携帯に電話が入った。アドレス帳に入力された新しい番号は名前と共に記録され携帯の文字盤には息子の名前が当然のっていた。相変わらず風邪で声がおかしい息子は仕事でトラブルがあり、のっぴきならない理由で詳しくはいえないが、ちょっと困った立場に立たされているという。本来、500万円のトラブルだが200万はなんとか解決できたが300万がどうにも間に合わず困っていると。一時的な立替が必要なだけで、来週には解決できる問題なので、そんなに心配をかけることではないがどうしたらいいものか知恵をかして欲しいという。そこで、決して親に金を貸してくれとは言わなかったそうです。息子の苦境を案じ痺れをきらした父親はついに、すぐ返せるならつなぎで300万を工面してもいいと持ちかけ。「息子」は申し訳なさそうに「しぶしぶ」振込み先口座と口座名を伝え、父親はすぐさま銀行に駆け込み手続きを取ったそうです。父親は銀行から念のため「息子」に電話し、顔が見えないので母親の名前を言ってみて欲しいと言ったら、突然「自分を信用できないのか」と泣き叫び電話を切った。そこで、父親はまた電話して謝り送金する旨を伝え、送金したそうです。
数時間後、銀行からの電話で送金先の名義人名前が一文字不一致のため送金を保留しており、再度確認を要求されたことで、結果的に被害をまぬがれたそうですが、そんな風に簡単に騙されるものなのか?社会的にもそれなりに経験をつんだ人物が自分の子供のこととなると何とか助けてやりたい一心で判断力をこうも奪われてしまうものなのか?携帯電話依存症候群の心の隙を突かれたのか?自分だけはそんなへまはしないと高を括っていたが、気をつけねばと心に誓った。
皆さんもくれぐれも騙されないように!
ところが、最近57歳になる身近な親戚が、実際に300万円を振込んでしまい、幸いにも振込先口座に不備があった為、銀行側が送金を中断して結果的に未遂に終わったこと、最後の最後にそれが振込み詐欺であったことを知らなかったこと。その一部始終の状況を詳しく語って貰ったことで、振り込め詐欺は自分自身の身にも起こりうる現実的な脅威であることを実感しました。
話によれば、事の始まりはこうです。まず親元を離れて就職している「息子」から家に電話があったそうです。携帯電話を水に落として使えなくなったので新しく電話を買い換え、同時に番号が変わったからと伝えてきたそうです。いつもと声が違うのでどうしたのと言ったら、風邪をひいてしまい声がおかしくなっているとのこと。体調が悪いからとその日の電話は短かい会話で終わったという。電話を取ったのは母親でその時点で何の疑いも持たなかったそうです。息子の携帯番号が新しくなったからと、母親からの連絡を受けて早速家族全員がそれぞれの携帯のアドレス帳の息子の番号を修正した。「息子」の電話番号が変更になったことを信じて疑わない父親は次の日、早速得意の携帯で「息子」の携帯に電話をしたら、風をひいた「息子」はつらそうであったので体には十分気をつけるように励ましたそうです。それから、1週間後「息子」から父親の携帯に電話が入った。アドレス帳に入力された新しい番号は名前と共に記録され携帯の文字盤には息子の名前が当然のっていた。相変わらず風邪で声がおかしい息子は仕事でトラブルがあり、のっぴきならない理由で詳しくはいえないが、ちょっと困った立場に立たされているという。本来、500万円のトラブルだが200万はなんとか解決できたが300万がどうにも間に合わず困っていると。一時的な立替が必要なだけで、来週には解決できる問題なので、そんなに心配をかけることではないがどうしたらいいものか知恵をかして欲しいという。そこで、決して親に金を貸してくれとは言わなかったそうです。息子の苦境を案じ痺れをきらした父親はついに、すぐ返せるならつなぎで300万を工面してもいいと持ちかけ。「息子」は申し訳なさそうに「しぶしぶ」振込み先口座と口座名を伝え、父親はすぐさま銀行に駆け込み手続きを取ったそうです。父親は銀行から念のため「息子」に電話し、顔が見えないので母親の名前を言ってみて欲しいと言ったら、突然「自分を信用できないのか」と泣き叫び電話を切った。そこで、父親はまた電話して謝り送金する旨を伝え、送金したそうです。
数時間後、銀行からの電話で送金先の名義人名前が一文字不一致のため送金を保留しており、再度確認を要求されたことで、結果的に被害をまぬがれたそうですが、そんな風に簡単に騙されるものなのか?社会的にもそれなりに経験をつんだ人物が自分の子供のこととなると何とか助けてやりたい一心で判断力をこうも奪われてしまうものなのか?携帯電話依存症候群の心の隙を突かれたのか?自分だけはそんなへまはしないと高を括っていたが、気をつけねばと心に誓った。
皆さんもくれぐれも騙されないように!
Posted by ヤーレン at 15:06│Comments(0)