河辺の風景
初めて歩いたウォーキングコースは刺激に満ちていた。クジラ公園の河辺を歩き、深い茂みを横切った時、突然茂みの中から黒い人影がのっそりと起き上がった。真っ黒に日焼けしたせいか、もしくは垢で薄黒く汚れているのか、年の頃50代位の女性のホームレスだ。屋根もない草むらを宿にしているのだろうか?恨めしい目で睨まれた。昼寝の邪魔をしてゴメンナサイ!そして河辺をさらに歩み進むと、あっちにもこっちにも、ホームレスの宿が点在している。焚き火をしているオヤジをジッと見ながら歩いたら、ワケのわからない言葉で罵声を浴びせて来た。お~っ!おっかねえ。壷川駅の河辺には長屋のように連棟状態の簡易住宅が連なっていた。沖縄は住みやすいのか?格差拡大か、気ままな生き方か?